『わたし』と『あなた』を行ったり来たりする毎日のなか、今日も『あなた』に感謝する事ができる。

ほんとうは、それだけでいいのだろう。それだけに感謝することができるなら、毎日は美しく流れてゆくのだろう。

小指についた小さな染みを気にする私の前で、汚れたドレスをひらめかせ、少女のように笑っている。