理解し得ない問題への過度な介入が私を苦しめる。「考え過ぎるな」と何度言われたかわからない。
だが、またしても問うてしまう。ほんとうに理解し得ないのか。私の苦痛を。誰かの苦痛を。その間に横たわる限りない断絶を。
一瞬、希望と呼んだ何かを。何故、翌朝にはそれを忘れてしまうのかを。

どのような形であれ、わたしたちは生まれた瞬間に一度閉じこめられる。生きることに胸がざわつくのは、解き放たれたいと願う反作用なのだと思う。

天国は昇天を。地獄は墜落を。
それぞれ促し、私はその拮抗として、どちらにも組みせずに、ここで立ち尽くすしかない。

「愛している」になれず「殺してやる」にもなれない、出来損ないの人影として。