(奇妙な言い方になるが)ディキンスンの詩において、死は実に生き生きと描かれている。この不思議について長い事考えていた。

彼女は、死という状態を、自然から抽出しているように思う。
森の奥で目を閉じた時に感じる、不思議な調和と充溢。

それは究極の無我であり、確かに何処か、死に似ている。